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針供養

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みなさん、こんにちは!

先週の木曜日に関東では春一番が吹き、その後少しだけ暖かくなったような気がします。
このまま暖かい日が続けばいいですね。
でも、花粉症の人たちにとってはつらい時期なのかなぁ…

さて【針供養】という行事を知っていますか?
針供養は使っているうちに、折れてしまったり、曲がってしまったり、錆びてしまって使えなくなった針を供養するという行事です。
それまで硬い物や厚みのある物に糸を通してきた針に、最後ぐらいはもう無理をしなくていいよ、という意味を込めて豆腐やこんにゃくなどの柔らかい物に針を刺し供養します。
針供養 に対する画像結果
針供養の日にちは地域によって違います。
関西地方では主に12月8日、関東地方では2月8日がそれぞれ針供養の日となっています。

かつて針仕事というのは、食事の支度や掃除、洗濯などと共に家庭における女性の仕事の一つでした。
しかし現在では家で針仕事をする女性は減ってしまい、針供養の習慣について知る人もずいぶん少なくなっているようです。
針作業をする機会はめっぽう減ってしまいましたが、それでもどの家庭でも針はあると思います。
ちょっとした縫い物をする時に必要になりますし、ボタンくらい自分で縫えるようにしたいですね。
ボタン付け に対する画像結果
そして針が使えない様になった時、そのまま捨てるのではなく、感謝込めて捨てたいものですね。