ブログ

球出し練習

小川 敦史
皆さん、こんばんは!水曜日担当の小川です。


今月はテーマがストロークなので、多めに練習していただいていると思います。


最近は基本練習がやはり大事だと感じています。


レッスンの最初で行う球出し練習は、ウォーミングアップの役割もありますが、打ち方や打点の修正や強化にとても良いです。


逆にラリーばかりだとボールとの距離感の練習には良いですが、合わせるような打ち方ばかりになっているケースがあります。



球出し練習によって、より効率の良い打ち方になれば、コントロールに集中できるのでミスが減ったり、戦術面に集中できるという事にもなってくるので、地味なようですごく大事な練習です。



ただし球出し練習は、やり方や意識によってかなり効果が変わってきてしまうと思います。


適当にやってしまうと逆にプレーに悪影響が出かねないので、注意していただきたいです。


なってしまいがちな例をいくつか挙げておきます。



・テークバック(ラケットを引く動作)が遅れている状態にしてしまう。→実践の速い球に対応しにくくなります。



・テークバックを大きくし過ぎる→球出しでは打てても、実際には振り遅れが増える。



・来るところがわかっているので、フットワークをおろそかにしてしまう→実際の試合でも足が止まる癖ができてしまう。



いわゆる練習のための練習になってしまうという事ですね。




ゲーム練習や試合の時などをイメージして、厳しい状況でも使えるような技術をお伝え出来るようにしていきたいと思っています。


皆さんも意識して取り組んでいただくとさらに上達につながると思います!