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HearとListen

子ども英語教室 Lepton
みなさん、こんにちは!
まもなく今年も終わりですね。
大掃除とまではいきませんが、お家の中を少しずつきれいにして新年を迎えたいと思っています。


今日は私の今年最後のブログ投稿です。
最後は英語についての投稿で締めたいと思います!

タイトルにもあるように
『Hear』と『Listen』の違いについて。

どちらも日本語では「聞く」を意味る『Hear』と『Listen』ですが、ネイティブはこの2つの単語を状況に応じて使い分けています。
そこで今回は、この2つをを使い分ける簡単なルールをご紹介したいと思います。
ヒントは漢字の「聞く」と「聴く」です。

【Hear】
ただ自然と物音が耳に入ってくる場合や「たまたま」音が聞こえる場合に使います。
例えば…
「ノックする音が聞こえた(hear someone knocking)」
「噂話を聞いた(heard the rumor)」
「犬の鳴き声が聞こえる(hear the dog bark)」など、無意識に聞こえる状況下で使われます。

【Listen】
集中して耳に入ってくる音を聞き分けて理解する場合、つまり、積極的に耳を傾けて「聴く」場合に用いられます。
例えば…
「ラジオでニュースを聴く(listen to the news on the radio)」
「よく聞きなさい(listen carefully)」と言う時に使います。

最初は "hear" と "listen" どちらを使うか迷うこともあるかもしれませんが、そんなときは、「ヒアリングテスト」と「リスニングテスト」をイメージしてみてください。
「ヒアリングテスト hearing test」は、耳鼻科などで行われる検査で、日常生活で音が聞こえているかを調べる聴力テストなのに対し、「リスニングテスト listening test」は英語などの聞き取りテストなので、流れてくる音声に耳を傾けて積極的に聞かなければなりません。
このように、イメージのよりどころとなるような具体的な対象があると、単語はさらに覚えやすくなるでしょう。
日本語にはない、英語独特のニュアンスの違いを楽しみながら英語の学習を進めていきましょう!
英語に興味のある方、来年はぜひLeptonの教室をのぞきに来てください!