ブログ

お雑煮の話

その他
みなさん、こんにちは!

年が明けて早3日。
今年のお正月はみなさんどのように過ごしたのでしょう。
楽しいお正月になりましたか?

おせちやお雑煮にもそろそろ飽きてきたのでは?
住んでいる地域や出身地によって食べる(作る)お雑煮もいろいろあるみたいです。
いつものお雑煮に飽きてきたら、味を変えてみると楽しいかも?!

そこで、特徴的なお雑煮のある地域をいくつかご紹介します。
☆岩手
岩手のお雑煮は、焼いた角餅を煮干しのだし汁に入れ、鶏もも肉や根菜と合わせたもの。
これだけでは特に変わったお雑煮ではありませんが、別添えにした“くるみダレ”にお餅をつけて食べる風習があります。

☆千葉
千葉には「はば雑煮」と呼ばれる一風変わったお雑煮があります。
このお雑煮は、千葉県の安房地方の特産物である「ハバノリ」を使用したもの。おもに九十九里地方で食べられています。
ハバノリは希少性が高い高級食材。他の食材は入れず、お餅と一緒にシンプルに味わいます。
「幅を効かせる」という言葉にかけた、お正月にふさわしい縁起物です。

☆三重
三重のお雑煮は、全国的にも珍しい赤味噌を使ったもの。
事前に濃い赤味噌のお味噌汁で煮た大根や里芋をお椀によそい、お湯で薄めて食べます。

☆鳥取
鳥取のお雑煮は、小豆の汁に茹でた丸餅を入れたもの。
一般的に見るとぜんざいのようなものがお雑煮として食べられています。
見た目のインパクトが特に強いお雑煮です。

また、沖縄には明確なお雑煮の文化がありません。
その代わり、沖縄にはお正月に食べる汁物として「イナムドゥチ」や「中身汁」というものがあります。
イナムドゥチとは、「猪もどき」という意味の琉球料理で、豚の三枚肉を具だくさんの野菜とともに味噌汁にしたもの。おもにお祝いの席で食べられています。
中身汁は、モツを材料に使った鰹だしのおつゆで食べる郷土料理です。中身汁の「中身」は、豚の内臓を表しています。

ぜひ、味変して残りのお餅を楽しんでください!

明日からロンドのレッスンも始まります!
今年も頑張って練習していきましょう☆