こんにちは、金曜日担当の吉田です。

いよいよ全仏オープンスタートしました。日本人選手は、男子3人、女子6人
と今回は、多数のエントリーでしたが、一回戦を突破したのがトータルで3人、
本日現在で、残っているのが昨日勝った錦織選手だけと、相変わらず厳しい
結果だと思います。

そして、さっそく波乱が起きました。

先々週のマスターズ1000でジュコビッチを圧倒して優勝した、ズべレフが
何と、1回戦負け。

マドリードでの試合が素晴らしかっただけに驚きでした。


ジュネーヴの大会で錦織に勝ったのはお兄さんの方です。

さすがに、優勝までは行かないだろうと思っていましたが、まさかの1回戦負けです。


そして、フランス国民を失意のどん底に落としたのは、一昨年、錦織選手をフルセットの末に
下して、ベスト4に進出したツウォンガ選手の1回戦負けでした。

フランスでは、最も期待されていた選手です。

自国開催だけに、ワイルドカードを含めると、フランス人は多数エントリーしていましたが
最も期待されていた選手で、最初に負けてしまった、つまり、日本人にしてたとえると
錦織選手が一番最初に、負けてしまったようなものです。

昨日の、錦織選手の相手はフランスの選手でしたが、ものすごい声援でした。第三セット
錦織が、急にテンションが下がったように見えましたが、同時にあれだけ声援されると
必死にやるしかないと思います。その相乗効果で、第三セットはタイブレークまで行った
ように感じます。

でも、負けてしまったので、残っているフランス選手も少なくなってしまいました。

一方、錦織選手は、もう一回勝つと昨年と同じところまで行くことになります。

一試合ごとに調子を上げているように見えるので、期待したいですね。