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新コーチマックスミルニー

吉田 豊
こんにちは!、金曜日担当の吉田です。

年末恒例の、今年の獲得賞金ランキングですが、これを見ると
いかに賞金より、スポンサー収入が大きいかわかりますね。

1位がランキング1位のナダルの約17億数千万、錦織は2億数千万で
10番代の順位でしたが、総収入となると40億に手が届く年もあり
本当にスポンサーの収入は獲得賞金の数十倍になります。

特に、フェデラー獲得賞金は10億に届かない額でしたが、11月の南米
エキジビションシリーズ4試合で15億円の収入があるらしく(コロンビアは
治安悪化のため中止となりましたが)、それで年間の賞金額を越えてしまう訳
ですから、日頃たくさん活躍してスポンサーをつけられるようになるかが
大切になりますね。


ちなみに、フェデラーの昨年の総収入は98億7千万でした。

凄い!!。


さて、錦織選手のコーチがマックスミルニーになりました。



ダブルスで50回以上優勝した、ダブルスのスペシャリストです。

現在42歳ですが、引退したのは昨年と最近まで現役でした。

ダブルスではダニエルネスターと組んでグランドスラムやファイナルズで戦って
いた記憶がありますが、キャリアが長いだけあって実にいろいろな人とダブルスを
組んでいたようです。

ダブルスのスペシャリストですから、ペアもダブルスのスペシャリストが多く、先程の
ネスターをはじめ、ブパシ、アンディラム、テカウ、などスペシャリストとしてお馴染みの
選手と、またシングルスでも名を馳せた選手とも数多く組んでいました。


実は、フェデラーともダブルスを複数回組んでいて、優勝経験もありますが、それは
フェデラーが最初のグランドスラムを取ったウィンブルドン以前の話。

フェデラーが最初にウィンブルドンを取ったのは2003年ですから、その前となると
いかにキャリアが長いかわかりますね。

また、ヨナスビヨークマンとは数多くの優勝、準優勝を成し遂げ、他にもユーズニー
、ヒユーイット、パトリックラフター、ナダルの前に全仏優勝したガストンガウディオ
などともペアを組み、優勝経験があります。

さて、どうして錦織がミルニーを選んだか不思議に思っていました。

最初は、今後はダブルスにチャレンジしていくつもりなのか、またはネットプレイの
改善を目的にしているのかと思いましたが、それももちろんあると思いますが、
ミルニーは錦織と同じIMGアカデミーの先輩だったそうです。

錦織が若い時に、よく練習をしてアドバイスもたくさんもらったそうです。

それが縁で今回のコーチ就任とたったらしいですが、マイケルチャンと二人体勢で
、錦織にどんな相乗効果があるか、今からとても楽しみです。