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アンディマレーの開戦

吉田 豊
こんにちは!、金曜日担当の吉田です。

先日の全米オープンで優勝はナダルでしたが、準優勝はアンダーソン選手でした。

私の友人が通うテニススクールで、準優勝者を当てるクイズがあり見事的中させたと
その友人から自慢げにラインが来ました。

「ユタカの予想は硬すぎるんだよな」

「アンダーソンは先のロジャースカップで準優勝してるし、テニスを見れば行けると
思ったよ」とのこと。

私は結構試合を見ていると思っていましたが、それ以上に見てるなと感心しました。
ちょっと悔しいけど。

さて、今週はアンディマレーの本を紹介したいと思います。

 貴重なマレーの本です。

ビッグ4の中で、フェデラーの本はロジャーフェデラー伝(実業之日本社)と東洋館出版の
ロジャーフェデラーと言う本があります。ナダルは同じく実業之日本社のラファエルナダル
自叙伝と前回紹介した、トニーナダルのすべては訓練次第、ジュコビッチは以前このブログ
で紹介した、食事法の本と、同じく実業之日本社のジュコビッチ伝があります。

そこで、マレーに関する本は無いかと探したところ、3年程前に同じく東邦出版から発刊
されたマレーの本を見つけました。

この本は、マレーの生い立ちから家族、戦績、コーチとの関係などすでに知っている事
知らない事など記載されていますが、最も印象に残ったのは、「よく、フェデラーにとって
ナダルがいなかったら、もっとグランドスラム勝てたとか、逆にナダルにとってフェデラーが
いなかったらとか言われるが、最も不幸なのはマレーだ」とのこと。

その理由は、「グランドスラム達成者(全豪、全英、全仏、全米の全て優勝)が2人同時に
いる時にグランドスラムを争わななければならないからだ。」という事でした。

そういう意味では、昨年ジュコビッチも全仏を取ってグランドスラムを達成したので、ますます
マレーは不幸になったと言えますね。

何しろ、100年を超えるテニスの歴史の中でグランドスラム達成者は8人しかいないそうで、
その内3人が同時にいるわけですから。

何だかマレーを応援したい気になりました。

ちなみに、フェデラーが19勝、ナダルが16勝、ジュコビッチが12勝で三人で47勝も
年に4回しかないグランドで優勝しているので、錦織を含めて中々チャンスが来ませんね。

さて、また面白い本を見つけたら是非紹介させてください!!。