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すべては訓練次第

吉田 豊
こんにちは!!、金曜日担当の吉田です。

全米オープンは、見事ナダルの優勝で幕を閉じました。

結局、今年のグランドスラムはフェデラーが2勝、ナダルが2勝と2人の復活を
今年は印象付けました。2人とも昨年は後半休んだ成果と言えるかもしれません。

そういう意味では、今年休養を決めた、ジュコビッチ、マレー、錦織にも
来年は復活して大きな成果があるかもしれません。

さて、今日は全米で優勝したナダルのコーチ、トニーナダルの本を紹介したいと
思います。

この本は、今年の5月東邦出版から発行された本です。

ご存知トニーナダルは、ナダルのコーチであると同時に叔父でもあります。スペインのマジョリカ島
で、テニスクラブのコーチをしていて、私たちと同じように、ジュニアの選手を育成し優秀な選手を
育てようとして孤軍奮闘する中、見つけた優秀な子がたまたま甥っ子のラファエルナダルだった、という
所から、スタートします。

私としては、どのように育成すれば、あれほど優秀な選手が育つのか興味があったのですが…………

とにかく難しい内容で、一度読んだだけでは理解が出来なかった、というのが本当のところです。

哲学的な言葉が多く、古代ギリシャの哲学者の引用がやたらと多かったので理解するのが大変
だった。

一つ言えるのは、トニーナダルは頑固で超がつくほど謙虚だということでした。

何しろ、好きな言葉が、古代ギリシャの哲学者ルソーの「私が知っている唯一の事は、私は何も
知らないということだ」と言うぐらいですから。想像するにずっと一緒にいると疲れるのでは
ないかと。

ナダルの強い意志と忍耐力は、ここから来ていると想像できます。

話しが、長くなりましたが、来週は今休養しているマレーの本を紹介したいと思います。

楽しみにしていてください!!。