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ウインブルドンとロジャーフェデラー

吉田 豊
こんにちは、金曜日担当の吉田です。

さあ、ウインブルドンも男女ともベスト4が決まり、いよいよ佳境に入ってきましたね。

特に、男子はフェデラー以外のビック4が姿を消すと言う意外な展開になりました。

今回は、そのフェデラーに関するおもしろい調査が過去に行われていたのでそれを紹介
したいと思います。

スポーツライターのクリスバウワー氏著書の「ロジャーフェデラー伝」から
今から、5年前、フェデラーとマレーの決勝戦の時の話です。

当時マレーは英国人として半世紀以上優勝がないということで、決勝に至るまでは熱烈な
声援を受け決勝まで勝ち上がってきました。

決勝戦でも、熱烈の声援が送られると思われたましたが、センターコートでは、フェデラーを
応援する英国人もたくさんいたそうです。

そこで、調査をした結果、フェデラーは「自国開催の選手と対戦した時、最も応援さる外国人選手」
という事だそうです。

私もフェデラーファンです。

分かりやすく言うと、たとえば錦織とフェデラーがジャパンオープンで対戦したら、フェデラーの
応援もたくさんあるという事です。

確かに、ロンドの生徒さんでも、全豪オープンで錦織と対戦した時、フェデラーを応援するという
生徒さんも多かったと記憶しています。

この「ロジャーフェデラー伝」は、このようにフェデラー関するいろいろな事が書かれているのですが
末尾の方で、「フェデラーのグランドスラム17勝は更新されることはないだろう。」と記載がありました。

この本は、昨年3版が刊行されてその時、フェデラーは怪我でツアーを休んでいたので、まさか直後の
全豪オープンでグランドスラム18勝目が達せられるとは、思いもよらなかったと思います。

そして、いよいよグランドスラム19勝が現実のものとなってきました。

同時に、ウィンブルドン8回目の優勝という前人未踏の記録もかかっています。

今年も、ウィンブルドンから目が離せません。