ブログ

今年の目標

吉田 豊
あけましておめでとうございます!、金曜日担当の吉田です。

今年明けて、いきなり国別対抗戦ATPカップが開催されました。

日本は、ウルグアイ、ジョウジアと連勝して、決勝トーナメント出場を
かけて水曜日に、デ杯王者スペインと対戦しました。

結果は負けてしまいましたが西岡はナダルと素晴らしい試合をしたと思います。

今回、西岡選手は好調で、ランキング45位のクエバス、26位のパシラシビリ
に完勝、ナダルもかなり追い詰めていました。

皆さんも、ご存知だと思いますが、昨年末、ロンドに来てくれた西岡選手。

応援していましたが、この調子だと今年はトップ20位内に来るのではないかと
予感させられます。



さて、年が明けて今年目標にしていること、いや昨年からこれからもずっと
続くかもしれません。

以前このブログで「新インナーゲーム」や「ジムレイヤーの親とコーチのための
ジュニアテニス」という本を紹介したと思いますが、昨年からテニスに関する
メンタルの研究に余念がありません。

なぜ、これほどメンタル研究に没頭しているかと言えば、試合の相手が体力、
技術で優っていても、こちらがメンタルの部分では上回る事が出来るかも
しれないからです。

そこで今いろいろな本を研究していて、この正月休みに各地ブックオフ巡りをして
少数ですが、メンタルに関するものをゲットしてきました。

 ここにある本は、ほんの一部です。


この正月に、ニックボロテリーやジムレイヤーの本2冊見つけたので、読むのが
楽しみです。

また、一度読んだ本も、しっかり理解したり実践したりすするために、
読み返したいとも思っています。

確実に理解するには、自分自身が試合に出る事と並行してやっていかないと
、しっかりとした解釈は出来ないと思います。


本を読む、試合をする、また読む、試合をする、を繰り返した上で理解していかないと
机上の空論ではありませんが、生徒の方に実感を伴ったアドバイス、特に育成クラス
の子のように1年に何試合もする子には通じない、と思います。

難しいのは、フォアやバック、ボレー、サーブを教える事とは、かなり要領が
違う事。

技術的な事は、レッスンで繰り返し鍛錬する事で理解してもらえる部分もありますが、
こういったメンタルに関しては、自身がそういった状況にならないと、実感として
理解できない点だと思います。

その意味でも、まず私自身が身をもって経験し、実感して学んだ対処法を実践することで
よりわかりやすく伝える事が出来るようになると思います。

テニスコーチですから、技術的な事とメンタル的なアドバイスができるようになりたい。

そして将来、自分自身のメンタル理論を完成させることが、私の目標になっています。

という事で、先日の「新インナーゲーム」「親とコーチのジュニアテニス」のような
本を、出来るだけわかりやすく、テニスの上達に繋がるように紹介したいと思っています。

レジェンドプレーヤーや現役選手が書いた本とあわせて紹介していきますので
たのしみにお待ちください。