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プレイザボルグ、インナーゲーム

吉田 豊
こんにちは!、金曜日担当の吉田です。

今年もあとわずかになりました。

テニスもオフシーズンですし、この隙に今年読んでテニスにために
なる本を今日はまとめて2冊紹介したいと思います。

まずは、昭和57年に講談社から発行された「プレイザボルグ」です。



以前、ボルグの本を紹介したと思いますが、これは更にテニス上達のための
実践的な内容になっています。

この本は、実技編とメンタルと練習の三部になっていますが、参考になったのは
メンタルに関する部分でした。

ボルグが実際に経験した試合での体験をもとに、さまざまな実戦での対処法が
書かれています。

以前、他の本でもありましたが、5-0のなったら緩まず1ゲームも与えず勝ちきる
こと、などボルグくらい強かった人でないと言えないような事も書かれていました。


そして、次は昭和51年に日刊スポーツ新聞社から発行された「インナーゲーム」です。



以前に、私のブログで紹介した「新インナーゲーム」は、この本が基になっています。

内容は、「新インナーゲーム」とほとんど同じですが、この本にには、写真入りで
当時のテニス技術の解説があります。

この本をゲットしようとするちょっと
高額なので、「新インナーゲーム」の方を読むといいと思います。

さて復習ですが、心を黙らせて技術を習得した身体にプレーさせる、身体の技術を
信用して身を任せる、という事でしたが、それでは「なにも考えなくてもいいのか?」
という質問を受けました。

この本では、その点に対して特に何も言っていなかったのですが、別に読んだ本に
その答えがありました。

国民栄誉賞を取った、囲碁の井山祐太の2017年発行幻冬舎の「勝ち切る頭脳」と
同じく囲碁の依田紀基、2017年角川ブックス発行の「どん底名人」に全く同じ事が
書いてありました。

「勝とうとすると自動的に手が浮かぶ」

彼ら囲碁棋士が自答的に、勝つ手が浮かぶという事は、脳も自動的に勝とうとする
、テニスで言えば脳と肉体がポイントを取るショットを自動的に選択する、という
事だと思います。

考えてみれば、脳も身体のうちですから練習を繰り返す事で、自動的に反応できる
ようになりそうですね。

ということで、今日は2冊紹介しましたが、今年読んで皆さんに紹介したかった
本はまだまだあります。

20冊くらいは読んだでしょうか。

また次回、お待ちください!!。