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意外な決勝戦(デビスカップ)

吉田 豊
こんにちは!、金曜日担当の吉田です。

先日、デビスカップが終了し今年のツアーは男女とも終了しました。

1月に,錦織のオーストラリアの大会で優勝から始まって、あっという間に1年
終わってしまった、という感じて寂しい気持ちになっているところです。

さて、そのデビスカップですが、スペインの優勝でした。

これは、ある程度予想できました。

場所が、スペインのバルセロナという事で開催地が地元という事と、トップ
10に1位のナダルと9位のバウティスタアグートの二人がいて、そうでなくても
50位以内に複数いるスペインが有利だな、とは思いました。



しかし、その決勝の相手がカナダというのは、意外でした。

一応、ランキング上位にはシャポバロフ、ラオニッチ、オジアリアシムといるの
ですが、今回は怪我等で、フルで出たのはシャポバロフだけ。

出場したのはランキング150位のホシュピシルという事で、二人でシングルスとダブルスを
戦って決勝まで勝ち残ったのは、見事だったと思います。

決勝では敗れてしまいましたが、これは日本に置き換えてみても、決勝進出しても
おかしくない、という事になります。

ランキング13位に錦織、73位に西岡、81位の内山を擁すれば決勝進出も夢ではない!!。

さて、今回から様変わりしたデビスカップでしたが、私は良かったと思います。

賛否はいろいろありましたが、昨年までのデビスカップは、1年と言う長いスパンで
行われていたため、どうしても試合結果に疎くなり、また主力選手はマスターズ大会を
優先し、本当に国を挙げてのメンバーではありませんでした。

その点今回のデビスカップは、怪我人を除いてはどの国もベストメンバーだったと
思います。

話題にはなりませんでしたが、アンディマレーもイギリスメンバーで出ていたのですよ。

今回錦織が出なかったため、さほぼ日本では盛り上がりませんでしたが、来年は
ベストメンバーで臨んで、国を挙げて盛り上げってくれればと期待します!!。