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2018全米オープン

吉田 豊
こんにちは!、金曜日担当の吉田です。

本日は休館日のため、フロント、レッスンともお休みになります。

18日日曜日からのレッスン、お待ちしております。

さて、今週月曜日発表のランキングで、大坂なおみは1位に返り咲き、
錦織はランクをあげて、5位までアップしました。

4位のティームまで迫ってきましたが、まだ900ポイントほど差があり
まだ追いつくには厳しい!。

それにしても、皆さん。

今回3回戦まで行って、セレナウィリアムスに敗れてものの取り合えず
2回勝っている大坂がランクアップするのは分かりますが、錦織はどの
大会で活躍したっけ?と思う方が多いのではないかと思います。

そう、何もしていません。

先週のブログでも少し触れましたが、ポイントを減らしていない、維持
しているのです。

そのため、ランキングが上にいたズべレフとチチバスが昨年の実績を維持
出来ず、下がってしまったのです。

もちろん、今週のマスターズの結果次第ではまた変わってきますが、これも
実力のうち、少しでも高いシードで全米に挑んでほしい!!。

さて、今月末から始まる全米オープンですが、今日は昨年の全米オープンに
ついてお話ししたいと思います。

 

なぜ、昨年の全米かと言うと今年と全然状況が違い、とても興味深かった
からです。

ジュコビッチが優勝して、錦織がベスト4まで勝ち進んだことは覚えている
方は、多いと思いますが、第1シードはナダルだったのです。

第二シードはフェデラー、でもここまでは違和感がありませんね。

でも、第三シードはデルポトロ、第四シードがズべレフ、第五シードは
ケビンアンダーソンでした。

デルポトロは、現在では怪我が多く実力を発揮できていませんが、昨年の
今頃は強かったのですね。

ケビンアンダーソンは、一昨年のファイナリストすが、忘れてしまった方が
多いのではないでしょうか?。

そして、第六シードはジュコビッチ、そう何と第六シードがジュコビッチ
だったのです。

覚えている方も多いと思いますが、ジュコビッチは一昨年、怪我のためほぼ
1年間ツアーを休んでいて、ポイントが無かったのですが、昨年前半にツアー
に戻り、ウィンブルドン優勝でランキングを上げ、復活を果たしました。

復帰当初は、ダニエル大郎に敗れるなど、困難もありましたが、結果は
ご存知の通り完全復活でした。

第七シードがチリッチ、第八シードがデミトロフ、そう昨年は第八シードが
デミトロフだった、今思うと物凄く意外な感じがします。

一昨年の、マスターズカップで優勝したのですが、その後不振を極めて、
現在は、なんと74位までランクが下がってしましました。

第九シードがティーム、第10シードがダビドゴファン、この人も現在は
不振と言わざるを得ません。

一昨年のマスターズカップのファイナリストですが、今年のズべレフも
そうですが、マスターズカップで良い結果を出すと、不振に陥るという
若手にとってマスターズカップは鬼門なのでしょうか?。

11シードはイズナー、そして今年ブレイクのチチバスは15シードでした。

さて、錦織はというと……、第21シードからのスタート。

ここから、勝ち上がってトップシードのチリッチを破ってベスト4に
残ったのです!!。

大会前週のランキングでシード順が決まりますが、以前ブログで書いた
第四シードでなくても是非とも昨年のように殻を破って勝ち進んでほしい!!。