こんにちは！、金曜日担当の吉田です。

ウィンブルドン、フェデラーとジュコビッチの決勝戦は凄かったですねぇ。

NHKの生放送は、実は第三セットの途中までしか見ませんでした。

何となく長くなる予感がして、翌日のレッスンの事を考えて早く寝てましたが
（私にしては珍しい事）その予感がズバリ当たりましたね。

月曜日から、録画したDVDを毎日見ていて、昨日やっと見終わりました。

フェデラーは敗れたとは言え、現在37歳、8月8日には38歳になる年齢を
全く感じさせない素晴らしいプレーだったと思います。

試合終了後のコメントも素晴らしかった。

「37歳は終わりではない。世の中の37歳の方にも、まだ出来るんだと
いう事が示せたと思う」と言う言葉には感銘を受けました。

出来ればもう数年頑張ってもらって「世の中の50歳もまだ………」
と言うのは無理だろうなあ(-_-;)……。

さて、もう皆さんも既にご存知だと思いますが、
16歳の望月慎太郎選手が見事ウィンブルドンジュニアで優勝しました！！。

　男子では初の快挙です！！。

女子では、1969年、沢松和子さんが全仏とウィンブルドンを連覇した記録
がありますが、男子では初の快挙です。

簡単に、望月慎太郎選手を紹介しますと神奈川県川崎市出身、175センチ
64キロの16歳。

プロで戦うには、もう少し身長と体重が欲しいですが、まだ16歳なので
増えると思います。現在食事制限などは一切なく、時間があればチョコレート
をよく食べるとのこと。

川崎市の中学に入学後、盛田ファンドから支援を受け、13歳の時に錦織と
同じIMG アカデミーに拠点を移し練習をしています。

名前の慎太郎は、お父さんが石原慎太郎のファンだったと言うちょっと変わった
由来から（失礼……。）付けられたそうです。

さて、ウィンブルドン優勝は快挙でしたが、実はもう一つの快挙は、
ランキング1位を獲得した事です。

昨年末は122位でしたが、今年前半には80位代になり、全仏ベスト4、そして今回の
優勝でついにランキング1位を獲得しました。

半年で120人を抜いてしまいました。これも女子では杉山愛さんが1位を取った事が
ありましたが、男子では、しかも現行のランキング制度になってからは、初めてと
なります。

ウィンブルドンのような大きな大会で優勝すると、1位になれそうに感じますが
実はそうでもないのです。

私も最近知ったのですが、ジュニアのランキングは一般プロのランキングと
違って、シングルスとダブルスのポイントの合計で算出されるそうです。

つまり全ジュニアの中で総合的に優れていないと1位は取れません。

そうした意味で1位は凄い。

過去には、ズべレフ、アンドレルブレフなどが1位を取ってプロ入りしています。

ただ本音を言うと生中継でプレー、見たかったですねえ。

WOWWOWのオンディマンドでは放送があったらしいですうが……。

IMGでは、錦織からアドバイスをもらい、時には練習もしているそうです。

先日の、全仏でもウィンブルドンでも錦織の練習パートナーを務めました。

世界のトップ10に何年もいる人が、そばにいてアドバイスをもらったり練習したり
する訳ですから、大きいですね。

期待が膨らむ反面、ジュニアで成功した人は皆成功するとは限らないので、
これからが重要になると思います。

この勢いで、全米ジュニアも取ってほしい。

楽しみが増えました！！。