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ロジャーフェデラーは凄い

吉田 豊
こんにちは!、金曜日担当の吉田です。

昨日、2020年の東京オリンピック男子テニスの決勝戦が従来の5セットマッチ
から3セットマッチに変更すると発表がありました。

ITF国際テニス連盟によると選手の負担を減らすためというのが主な理由
だそうですが、私も賛成です。

元々、マスターズ1000の2大会と全米オープンの間なので、時期が悪いため
、手を抜く、という訳ではありませんが、『全力でやってないな」感は
否めませんでした。

それは、そうだと思います。

オリンピックの決勝まで行くくらいの選手なら、全米オープンでも優勝
が狙えるはずです。

日本の例だと、金メダルを取ると報奨金500万円。対して全米オープンの
優勝賞金は、約4億3千万、オリンピック頑張りすぎて、全米で負けたら
もったいないと誰しも思いますよね。

さて、今週の月曜日、新元号の日と重なってしまったため、日本では全く
話題になりませんでしたが、フェデラーがマスターズ1000マイアミで優勝
して、通算101勝目を飾りました。

この優勝はフェデラーの凄さを物語っています。

 今大会は、白いウェアが多かったですね。

ナダルの欠場や、ジュコビッチ、ズべレフ、ティーム、錦織などのトップシード
が早々に敗退するなど、運のよい部分も確かにありましたが、それでも凄いと
思わせる要素が、多々ありました。

まず、フェデラーは前週のマスターズ1000インディアンウェルズで決勝まで戦い
今回のトーナメントはすぐ翌週だったので、かなり疲れが残っていたはずです。

事実、その時の決勝の相手だったティームは2回戦、つまりシード選手にとっての
初戦で姿を消してしまいました。

実際、フェデラーも初戦はランキングがかなり下の相手に苦戦を強いられました。

私も、日曜日の朝NHKで見ていたのですが、今回のマスターズは厳しいなと
感じざるを得ませんでした。

ところが、試合を重ねるごとに調子を上げていき、途中雨の為3日連続して試合
というハンディもありましたが、全く疲れを見せず、メドベージェフ、ケビン
アンダーソンなどの強豪にもストレートで勝ち、決勝はイズナーに快勝でした。

今年、38歳になりますが、この体力があれば、コナーズの109勝を抜くのも、
時間の問題だと思います。

以前ブログで、記録を更新するのは難しいような事を書きましたが、年齢による
体力低下を懸念した私の判断でしたが、訂正させていただきます。

その、フェデラーですが、今年3年振りにクレーコートの大会に挑みます。
本人のコメントは自身が無いような事を言っていたらしいですが、決して
そんなことは無い。

今シーズンもフェデラーから目が離せません。