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様変わりするデビスカップ

吉田 豊
こんにちは!、金曜日担当の吉田です。

本日は11月30日という事で、明日からもう12月。

ロンド祭がちょうど1週間前で、それが終わると今年ももうすぐ終わり
という感じがします。

その、ロンド祭の頃に、今年のデビスカップの決勝がクロアチアと
フランスとの間で行われました。

「クロアチアって、誰がいるの?」と思われる方がいるかと思いますが、
錦織のライバルのチリッチと、今年ブレークしたチョリッチを中心に
フランスに勝利。

このブログでも紹介した、フランスのエルベールとマウのフランスペアがダブルスを
取りましたが、シングルスをクロアチアが取り初優勝となりました。

さて、来年からそのデビスカップカップが大きく様変わりするのをご存知ですか?。

今までは、1年を通してホーム&アウェイ方式で試合を行い、ATPファイナルズ
の後に決勝を行い、その年の優勝国を決めるというやり方でしたが、近年というより
以前から、グランドスラムやマスターズの試合の合間に行われるため、トッププレヤー
から敬遠される傾向にありました。

全然出ないというわけではありませんでしたが、1度優勝を経験してしまうと
「もう、デビスカップはいいや」的なところがあり、注目度があがりませんでした。

フェデラーのスイスも、ジュコビッチのセルビアも、ナダルのスペインもマレー
のイギリスも、1度優勝してしまうと、出ない傾向がありました。

しかし来年から、予選を2月にシード国と非シード国で行い、その勝者が11月に
ATPファイナルズ後に、一斉に集まってサッカーのワールドカップ方式で
行うという形になりました。

具体的に言うと、

日本は、まず来年2月に中国と試合をします。それに勝つと、11月にフランスか
スペインで行われる決勝リーグに進みます。

決勝リーグには、18か国出場し3チームに分けられ総当たりで試合して上位1国
が決勝トーナメントに進むというサッカーと同じ方式になります。

シングルス2本とダブルスの計3試合で、3セットマッチで行われ2勝した方が勝ちです。

やってみないと分かりませんが、今までと違いデビスカップが盛り上がるかも
しれません。

錦織だけでなく、トップ100に3人、200位まで下がると7人ランクインしている
日本は、トップ200に一人もいない中国相手には勝つと思われますが、決勝リーグ
に進んだ後、日本国内でどれだけ盛り上がりがあるか今から興味があります。

来年を待ちましょう!!。