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久しぶりのストリンガー

吉田 豊
こんにちは、金曜日担当の吉田です。

ウィンブルドンはフェデラーの見事な優勝でした。全試合ストレート勝ちは快挙だと
思います。加えて言えば、前のゲーリーウェバーオープンからすべてストレート勝ち。

思えば、今年フェデラーと試合をしてフルセットまでもつれたのは、ナダルと錦織だけ
なので、まだまだ錦織も捨てたものではありませんね。

さて、現在がガットキャンペーンの真っ最中ですが、皆さんも、既にご存知だと思いますが
加茂コーチが退職したため、私が一部ストリンガーの仕事を担当することになりました。

数年前に、他の場所でストリンガーの経験があるので、久しぶりにこの仕事をやるので
念には念を入れて、7月初旬に株式会社ゴーセンの講習会を受けてから皆さんのガットを
張る事としました。

既に、何本か張らせてもらいましたが、今のラケットは昔のに比べて、ストリングパターン
が少ない物が多くて、つまり縦横のストリングの本数が少ないので、張りやすくなったと
感じています。

昔は、厚ラケが多かったり、ストリングスの縦横の本数が多かったり苦労した記憶があります。

ガットについては、アディクション、パワジー、ミクロスーパー、XR3、エクセル、テック
は自分も使っていたので、ある程度の特徴もわかります。

生徒さんは、よく何ポンドでガットを張るかコーチに尋ねる方が多いように思いますが、大切
なのは、どんなガットを張るかだと思います。

アディクション、エクセル、XR3は同じ125(1.25ミリの太さ)でマルチフィラメントですが
アディクションは他の二つは全然違います。

イメージとして、125のマルチフィラメントは。柔らかくて良く反発すると思われがちですが
エクセルとXR3はイメージ通りなのですが、アディクションはあまり反発せず硬い印象を
受けます。

以前ですが、張り方が悪いのかと思い張りなおして使ってみたのでしたが印象は同じでした。

アディクションはある程度パワーのある方に向いているようです。ちなみに平田コーチは絶賛
しています。(私は、パワーが無い)

パワジーはちょっと変わっていて、通常どんなガットもゲージの太さは2パターンあり、それに
よってパワーが、ある人、無い人、プレースタイルによって選択するのですが、130のみ、なんです。

いずれにしても、どんなガットが良いかは皆さんのプレーを常日ごろから見ている担当コーチに
聞いてみると良いでしょう。

若干、フロントに掲示してある情報と異なりますが、あくまで私の感覚です。お許しを!。

キャンペーンは、7月末までです。
 張り替え、お待ちしています。