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トレーニングによってパフォーマンスが下がることも!?

小林より
こんにちは!

ロンドフィットネスクラブ東村山の小林拓也です!

突然ですが、皆さんはトレーニングをしたら自分の体がどうなると思っていますか?

筋肉量が増える、体脂肪率が減るなどの数値的な変化が出ることもありますし、スポーツ動作や日常生活での動作が良くなることもありますし、リハビリとして体の痛みが改善することもあると思います。

運動の目的としては、様々なものがありますが、何でもかんでも運動をしたら、それらが良くなると思いますか?

ここでの答えはNoです。

むしろトレーニングによっては、体がマイナスな方向に向かってしまうこともあるということを、本日は書いていきたいと思います。



使う筋肉のずれが出ていれば体の動きは悪くなる

皆さんはこんな話を聞いたことがありませんか?

以前に、スポーツ選手が筋トレによって、ものすごい肉体改造をして体を大きくしたが、怪我が増えてしまったり、成績が悪くなってしまったということがありました。

一見、筋肉が増えればスポーツでのパフォーマンスは高まると思ってしまいますよね?

そう思ったら、自分が速く走れないのは、足の筋力が足りないからなんだと思って下半身の筋トレを闇雲に行ってしまうと思います。

ただ、いきなり筋トレを行ってしまう前に、知っていただきたいことがあります。

それは、その動作におけるメインで働く筋肉と、サブで働く筋肉のずれが出ていないかということです。

走る動作でいえば、太ももの裏であったり、お尻の筋肉がメインで働く筋肉であり、前に進むためのアクセルの役割をします。

また、サブで働く筋肉としては、太ももの前や横側の筋肉であり、役割としてもブレーキをかけるような役割があります。

実際に、走っているところから止まろうとしたり、下り坂でスピードを出し過ぎないようにしながら走ると、太ももの前を使っているのがわかると思います。

だから、闇雲にトレーニングをして、太ももの前の筋肉がどんどん強くなったり、使いやすい状態にしてしまう事は、常にブレーキをかけながら走ることになるので、どんどん動きが悪くなってしまうのです。

これは、腰痛があったりする方も同じことが言えます。

腰痛があるのに、腰を反らせたりするような筋トレをする方はあまりいないかもしれませんが、何かしらの原因で腰の筋肉が固まってしまっている状態のところに、さらに筋トレしてしまえば、より固くして逆効果であることがイメージできるかと思います。

つまり、どの動作を良くしたいのかによって、トレーニングでの意識する場所が変わってくるということです。


今回はここまでですが、来週はもう少し注意した方が良いポイントがありますので、そちらを書かせていただけたらと思います。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。