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中性脂肪の燃える過程

小林より
こんにちは!
体重や体脂肪率の変化はないのにここ最近「痩せた?」と5,6人の方に言われる小林です!(やつれているわけではなくいたって元気です!)

さて、先週は脂肪細胞について話をさせていただきまして、褐色脂肪細胞とベージュ細胞が脂肪を燃焼させてくれる働きがあるということをお伝えいたしました。

では、今週は脂肪細胞の中に詰まっている中性脂肪を燃焼させるための過程について勉強していきましょう!

まず、皆さんも健康診断などでよく見かける中性脂肪ですが、保存と体内の移動に適した脂肪の形で、主に余った糖から肝臓で生産されて脂肪細胞に貯蔵されます。

この中性脂肪を燃焼させるには「分解」という工程が必要なのです。
よく黒烏龍茶などのCMで脂肪を分解させると言っていたと思いますが、この分解がないと燃焼していかないのです。

中性脂肪をエネルギー源として使うために、脂肪細胞の中から外に排出します。
脂肪細胞の外に出る時=燃焼される為となりますので中性脂肪は遊離脂肪酸という燃焼に適した形で血中に放出されます。

そして、体中の細胞に無数に存在するミトコンドリアというエネルギーを作る器官に運ばれて遊離脂肪酸は燃焼され、生命活動に必要なエネルギーを作り出すのです。

少しわかりづらいかもですが、これが中性脂肪を燃焼させるための過程です。

では、この分解はどのようにすれば行ってくれるのか?

それはまたもやインスリンの分泌が関係しています。

結論をいうとインスリンを分泌させないようにすることが大事です。
インスリンが未分泌の状態になると脂肪を分解するホルモン感受性リパーゼが活性化されるのです。
なので、血糖値をコントロールするようにするために甘い物や炭水化物による糖の摂取は控えましょうと世間では言われているのです。

もちろん、私も糖質摂取の取り過ぎは止めた方が良いと思いますが、お米が食べれなかったり、デザートが食べれないのは辛いですよね。

そこで、運動で脂肪の分解はできないのか?と思いませんか?

はい!運動でも分解はできます!
皆さんがおそらく聞いたことがあるホルモンを分泌させればいいのです!

そのホルモンとは「成長ホルモン」です!
成長ホルモンは脂肪を分解してくれる働きもあります。

では、この成長ホルモンをどうしたら分泌させられるのかというと。
無酸素運動(筋トレ)です!
運動強度を高めた無酸素運動を行うことで成長ホルモンが分泌して脂肪の分解をしてくれます。

そして、その分解したところで有酸素運動を行って脂肪をエネルギーとしてもらえればスムーズに燃焼が行っていきますよ!

なので、私たちは筋トレ→有酸素運動(ウォーキングやジョギング、バイクなど)の順番をおすすめしています!

皆さんもこの過程があることを踏まえて本日から食事の見直しやトレーニングの順番を考えてみてくださいね!


それでは本日もロンドでお待ちしております!