ブログ

ダイエットしたい人にとって脂肪細胞は悪なのか?

小林より
こんにちは!
喉の調子がイマイチ良くならない小林です。

さて、先週はなぜ人は太ってしまうのかというテーマで脂肪細胞の話を最後にしましたが、今週もこの脂肪細胞について少し勉強していきましょう!
テーマでも書いたとおり、ダイエットをしたい人にとって脂肪細胞は悪なのかということですが、結論から言いますと、悪に思われがちだけど私はだと思っています!
※あくまでダイエットをしたいという目的の人にとってです。

そもそも脂肪細胞とは白色脂肪細胞、褐色脂肪細胞、ベージュ細胞の3つの種類が存在します。
それではそれぞれの脂肪細胞はどんな働きがあるのでしょうか?

①白色脂肪細胞
・エネルギーの貯蔵庫
食事から摂取して使いきれずに余ったエネルギー源をストックします。
・身体を守る
人のエネルギー源は主に糖をエネルギー源として生活をしますが、使いきれずに余った糖は人体に害を及ぼすので、余った糖を速やかに中性脂肪に変化させて身体を守ります。

ここで、2つ目の身体を守る?ってどういうこと?と思った人もいると思います。
確かにこの白色脂肪細胞が脂肪を体に溜めこむ張本人でさぞかし悪い奴と思うでしょう。
でも、この白色脂肪細胞にも脂肪溜めこむ限度があり、この働きはなくなってしまうとどうなるのかというと、あの恐ろしい糖尿病になってしまうのです。
なので、一見悪に見える白色脂肪細胞も身体にとってはいなくてはいけない存在なのです。

②褐色脂肪細胞
・脂肪を燃焼させます。そして、燃焼力は筋肉でのエネルギー消費量のなんと約70倍~100倍!!これは体温を上げるために働いているのです。

こんな脂肪細胞があるならば、この脂肪細胞を増やしていけばいい話ではないかと思いますよね。
しかし、この脂肪細胞は誕生とともに減少していくのです。
男性では成人の頃には、ほとんどなくなり、女性は成人で約半分、50代を境にほぼなくなるようです。
これが代謝の低下の大きな一つの要因とも言えます。

では、こんなダイエットに役立ちそうな脂肪細胞は他にないのか?

実はあるんです!!

それが3つ目の③ベージュ細胞です!
働きは褐色脂肪細胞と同じで脂肪を燃焼させてくれます。
このベージュ細胞には面白い性質はありまして、先ほど紹介した白色脂肪細胞が変化してベージュ細胞になるのです。
なので、誰でも褐色脂肪細胞の燃焼力の恩恵を受けられるのです。

以上のことから脂肪細胞は悪ではなく善だと思っています。

では、どうしたらベージュ細胞作れるのかを最後にお伝えします。
一つは「EPA・DHA」を摂取することです。
何で摂取できるのかというと、良質な魚油であったり、ナッツ類から摂取できますので、意識して食べるのも良いかもしれませんね!
※もちろんそれだけで良いわけではなく、バランスの良い食事を心掛けましょう!
もう一つは、当然ですが運動をすることです!
運動によって交感神経を刺激してアドレナリンを分泌させます。このアドレナリンによる作用でベージュ細胞へと変化するとも言われています。

今週も長い文章でしたが、勉強になりましたでしょうか?
それでは、本日もロンドで運動をしていきましょう!
お待ちしております!