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芸術の秋

まっすーより
皆様、こんばんは!
増田 実紗希です。

気づけば10月に入っていますね💦
すぐ年末になってしまうでしょうか…?


ですが、まだ季節は秋🍂

今回は芸術の秋をご紹介したいと思います!

私は先日、横浜美術館へ
「ルノワールとパリに恋した12人の画家たち」
という展覧会へ行って参りました🎨


↑横浜美術館


↑以外と来年までやってるみたいですね!

パリのセーヌ川沿いに建つオランジュリー美術館そこに所蔵されている69点の作品が横浜美術館にて展示されています。

作品の多くは印象派のもので、色合いや絵の柔らかさが特徴的でした。

印象派は描かれた当時、まさに
「これは印象に過ぎない」
と批評を受けたそうです。ですが、それを逆手に取り「印象派」を確立したとか…

写真のように描かれる作品もありますが、印象派の作品は、物の形よりも、光の変化や空気感など一瞬の印象を再現することを目的とします。

12人の中に含まれている、モーリス・ユトリロには、「白の時代」と呼ばれる時期があり、白い絵の具を厚塗りしていることが特徴です。
この時の作品を見ると、空の曇り具合や、気温の低さ、人通りが少ない静けさなどが、伝わってきます。

また、オーギュスト・ルノワールの「桃」という作品はとても可愛らしいものです。
桃はもちろんとても美味しそうに描かれているのですが、真っ白なテーブルクロスの上に置かれ、背景には桃と同じような色から全く異なる鮮やかな青までが塗られています。

極端なことを言えば、「桃」という作品は、桃だけを描けば済むことですよね?ですが、それ以外の要素であるテーブルや背景にもそれぞれの意味を持たせ、桃を表現しているのではないかな?と思いました。

写実主義とは反対に印象で描かれた作品は、画家自身が何を感じていたのか、何を表したかったのかなど、情報があまりありません。ですが、その分、自分の考えや想像で情報を補うことができます。

作品の説明も、言葉ではなかなか難しく、皆さんに伝わったかどうかわかりません。。
ただ、美術館の凄いところは、当時描いた作品そのものを間近で観れるということです。
よく見ると、絵の具の塗り方の違いや、こんなところに茶色使ってる!など、画面や本では意識がいかないところまでを見ることができます。

私自身、あまり美術の知識があるわけではないですが、見て初めて興味を持つこともあります。

芸術の秋。どこかの美術館へ足を運んでみるのはいかがでしょう??


増田